Rick Rack の「ベイカーパンツ」を作ってみた
梅雨どきや、真夏の湿度が高い日は、リネンの洋服をよく着ます。
リネンは肌に貼り付かないし、汗で濡れてもすく乾いてしまうので、汗っかきの私には重宝する素材なんですよねー。
見出し3
見出し4
見出し5
夏に向けてリネン混のベージュのパンツが欲しかったので、作ってみることにしました。
ワイドパンツが涼しくていいかなーと思ったり、でもベージュは膨張色だから太って見えそうだしテーパードにしようかなぁーと思ったり。
いろいろと悩みましたが、最終的にRick Rackさんのチャレンジパターン「ベイカーパンツ」を作ることに決めました。
なぜこのパンツに決めたかというと、こんな商品説明があったから。
恐らくどんな体型の人が履いても足とヒップをスッキリときれいに見せてくれる最強パンツです。
布の水通し・地直しをする
布地は fab-fabric sewing studio さんの「コットン&リネン混×無地(シャンパンゴールド)×サテンストレッチ」を購入しました。

上の写真はfab-fabricさんに掲載されていた商品画像です。
実物は、概ねこの画像通りの色合いです。
サテン地の照りがあるので、光の当たり具合によっては、もうちょっと白っぽく見えるかも。
Rick Rackさんのサイトの説明だと、ベイカーパンツの用尺は2m。
リネンやリネン混は水通しすると5〜10%ほど縮むので、ちょっと余分に購入。
fab-fabric さんには2m20cm注文しましたが、届いた布地は2m28cmと、縮む分を考慮して余分に切ってくださってました。
こういう配慮ってすごく嬉しい!!
さっそく洗濯機に水を張って、布を浸けて3時間ほど放置。
軽く脱水して干した後、アイロンをかけます。
アイロン台の角を目安に(何だったら畳の目も使って)なるべく直角になるよう、アイロンで地直しをしていきます。

地直しが終わった状態で長さを測ってみたところ、2m25cmと、3cmほど縮んでいました。
リネンの割合が少なかったので、あまり縮まずにすんだみたいです。良かった良かった。
型紙を切る
私のサイズは、トップスは13号またはLL、ボトムスは13号〜15号またはXL。
下腹とお尻にたっぷりお肉がついた、おっかさん体型です。
もちろんパターンは一番大きい42サイズを購入しました。

まずは、折り目のついた型紙をまっすぐにするため、軽くアイロンがけします。
(折り目がついたまま布地を裁断するとサイズが微妙に違ってしまうので、直前にアイロンをかけることをオススメします)
この時、印刷面ではなく裏からアイロンをかけます。
印刷面をアイロンしちゃうと、熱でインクが溶けてしまうので、注意。
アイロンをかけたら、文具用ハサミでチョキチョキ裁断。
型紙に合わせて、布を裁つ
布に型紙を配置して、裁断していきます。
Rick Rackさんのサイトにあるパターン配置図は、布地幅が135〜140cmと広めのものですが、今回使う布地の幅は110cmなので、このパターンの元になっているマキシパンツの配置図を参考にしました。
ボトムスはパーツが大きいので、床の上に広げて作業します。
(普段は布団を敷いて寝室に使っている和室ですが、布団をあげると作業部屋に様変わりします)
布を中表に二つ折りして、型紙を配置。

布を余分に購入したので、結構余りました。
ベイカーパンツの用尺は、Rick Rackさんのサイトに書いてある通り、2mで充分でした。
型紙の布目を示す矢印と布の端が平行になるよう、方眼定規を使って型紙を配置。

今回のレシピの肝である、後ろポケットの位置の印づけは、特に慎重に。
目打ちを使って布に穴を開けた後、チャコペンシルで印を付けます。


裁断終了。パーツが少ないので、裁断は楽チンでした。

レシピの通りに縫製する
Rick Rackさんのチャレンジパターンは、同店で販売されているスタンダードパターンに付いてくるような詳細な仕様書はありません。
チャレンジパターンについてくる簡単な説明書と、基になるスタンダードパターンの仕様書を見ながら、縫製していきます。
今回は、ベイカーパンツのパターンと一緒に購入した「マキシパンツ」のパターン仕様書を参考に、作業を進めます。
後ろのポケットの縫製を丁寧に!!
Rick Rackさんのサイトにある通り、やっぱり後ろのポケットが一番大変で、時間もかかりました。
ポケットを付ける位置を間違えないよう、慎重に、丁寧に、時間をかけて縫っていきます。
ただ私は不器用なので、ポケットを縫うときに二重に縫い進めるところが、いつも綺麗にできないんですよね。
今回は、仕様書にあるような二重ラインを縫うのは「無理!」と諦め、一気に縫い進めるのではなく、外側と内側をそれぞれ別に縫うようアレンジしました。

補強として、ポケットの縫い始めを何度か返し縫いしました。
まぁ実際はあんまり後ろポケットは使わないし、補強はこのくらいで大丈夫かな〜と妥協。
トラブル発生!!ベルトの長さと本体の長さが合わない!?
脇や股下を縫い終わり、ベルトと本体を合わせるところでトラブル発生!!
ベルトの長さが本体より短くて、本体部分が余ってしまいました。
うーん、裁断が雑だったかな?それともストレッチのきいた布なので、縫ってるうちに伸びちゃったとか…?
仕方がないので、本体の脇の目立たない部分にちょっとタックを寄せて、なんとかベルトの長さに合わせて縫製しました。

こんなケースもあるかもわからないので、今後このパターンで作るときは、ベルトの長さを少し余分に裁断することにします。
ゴムベルトを3cm幅に変更
ゴムベルトは「2cm幅くらい」と仕様書にありますが、ベルトの幅がわりと広いので、実際に2cm幅のゴムを通してみると、ベルトの中で捻ったり泳いだりしそうで、何とも心許ない感じ。
試着してもズリ落ちてくる感覚があったので、ゴムは3cm幅のものに替えました。

ゴム幅3cm、見事にジャストフィット!!
ゴムベルト幅は着用する人の体型や布地の重さで合うものが違ってくると思います。今回のパンツはリネン混でちょっと重さがあるし、私の体型が太いのもあるので、ウエストでがっつり支えてくれる3cm幅がちょうど良かったです。
裾の長さを調整して縫製する
あとは試着して、裾の長さを調整して縫製します。
自分の好みは、くるぶしが隠れるくらいの丈ですが、これは夏に履こうと思っているので、涼しいよう少し短めの、くるぶしの中間くらいの長さに調整。
あとは、裾を三つ折りしてミシンで縫って、完成です!!

ベイカーパンツを着用してみる
果たして、”恐らくどんな体型の人が履いても足とヒップをスッキリときれいに見せてくれる最強パンツ” になったのかどうか!?
足とヒップ、スッキリ綺麗に見えてるかな?
<ベイカーパンツの着画画像(正面・真横・斜め後ろ>
去年作った、同じようなストレートの形とサイズのカーゴパンツと比べてみると…
<ベイカーパンツとカーゴパンツの着画画像(それぞれ斜め後ろ)>
ううーん、ちょっとはスタイル良く見える、、、のかな?(あくまで自分比。
まぁ元々が丸っとした体型なので、あんまり多くを望んだらダメかしらん。
ちょっと大きめだけど、安心感があって着やすいです。生地も照りがあり綺麗だしストレッチもきいてて、すごく楽。
ベイカーパンツまとめ
それでは、今回作ったベイカーパンツについてまとめます。
材料について
下記の材料を購入しました。
- 型紙……Rick Racksさんの「ベイカーパンツ」と「マキシパンツ」
- 生地……fab-fabric sewing studioさんの「コットン&リネン混×無地(シャンパンゴールド)×サテンストレッチ」
- ゴムベルト……
- ミシン糸……
材料費について
今回は型紙も併せて購入したので5,000円超えしましたが、本体だけだと送料込みで4,000円弱くらいで作ることができました。
| 材 料 | 金 額 |
| 型紙「ベイカーパンツ」<Rick Rackで購入> | ¥600(税抜) |
| 型紙「マキシパンツ」<Rick Rackで購入> | ¥300(税抜) |
| 布地「コットン&リネン混×無地(シャンパンゴールド)×サテンストレッチ」220cm<fab-fabric sewing studioで購入> | ¥2,838(税込) |
| ゴムベルト3cm幅<ホビー家コテツ楽天市場店で購入> | ¥265(税抜) |
| シャッペスパン#60ミシン糸<ホビー家コテツ楽天市場店で購入> | ¥240(税抜) |
| 送料(3店舗分) | ¥810(税込) |
| 合 計 | ¥5,125(税込) |
作業時間について
布の水通しと乾燥は前もって済ませておいたので、布の地直し〜型紙の裁断〜布の裁断〜縫製の合計時間です。
| 作 業 | 時 間 |
| 布の地直し | 30分 |
| 型紙の裁断 | 30分 |
| 布の裁断 | 1時間弱 |
| 縫 製 | 4時間 |
| 合計時間 | 6時間弱 |
今回は型紙が縫い代付きの完成品だったので、その分作業時間が短くすんで良かったです。
私は不器用なので作業時間がこんなにかかりましたが、手慣れた方なら2〜3時間でぱぱっと作れちゃうと思います。
作り方のポイント
- 布の用尺は、110cm幅2mで充分。
- 後ろポケットは、時間をかけて丁寧に縫う。
- ベルトと本体の長さが合わない場合があるので、ベルト布の長さを多めに切っておく
- ゴムベルトの幅は、布地の重さや体型などを考慮して決める
- 布の裁断時に丈の長さを決めるのではなく、試着してから裾の長さを調整する。
次回は、上記に注意して作ろうと思います。
